たまりば

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2009年06月06日

山のふるさと村 親子で楽しむはじめてキャンプ - 5

青空児です。
山のふるさと村 - 親子で楽しむはじめてキャンプ - 5 は、ナイトツアーです。

【ナイトツアーって?】
はじめてキャンプのお楽しみイベントその3は、夜の森のナイトツアーです。
夕食の後片付けが終わる頃には、すっかり暗くなりました。いよいよ本日最後のイベント、ナイトツアーが始まります。
ところで、ナイトツアーって何? 皆んなで夜の森を懐中電灯を持って歩き、「夜の森はコワイヨー」くらいに思っていましたが、これが大違い。もっと神聖なツアーでした。

【哺乳類は夜行性】
奥多摩の森には、都会にはいないたくさんの動物や昆虫が生息しています。
実は動物や昆虫の多くは夜行性なのだそうです。
何億年か前、恐竜全盛時代に哺乳類はひっそりと誕生しました。この時の陸の王者はもちろん恐竜。ほ乳類が生き残るには、恐竜たちが寝ている夜しかなかったのです。
巨大隕石の衝突によって恐竜が絶滅した後もしぶとく生き残った哺乳類は、進化を続け人類が誕生しました。今やヒトは、陸の王者として君臨して、昼間の世界を支配するようになりました。そして大都会に住む我々は、ヒト以外の哺乳類の本質が夜行性だということをすっかり忘れています。
ナイトツアーは、夜の森に入り、暗くなって活動をはじめる動物たちの息づかいを体験するツアーでした。
山のふるさと村 親子で楽しむはじめてキャンプ - 5

【夜の森の息づかい】
大人と子供のチームに分かれて、夜の森に入ります。
子供たちは、ヤッチンとムゥが先導しムササビの巣がある森へ、懐中電灯で足下を照らしながら一列になって進んでいきました。小さな灯りがユラユラ揺れて、遠目にはひとだまのように見えます。
大人たちは、マユミィが先導して懐中電灯をつけずに、夜のほのかな明かりだけを頼りに、足音をたてないようにして森の奥へ入ります。こうしないと、感覚のするどい動物たちは人の気配を察して逃げてしまうそうです。最初は暗さに目が慣れず、前を行く人のぼんやりした姿だけが頼りでした。
やがて森の奥に到着。ここで持参したマットを地面に敷いて、寝転がります。静かに瞑想。今夜は満月でしたが、雲っていて月明かりわずかに差すのみ。晴れていたら満天の星が見えるそうです。
大人になると、外で寝転がって天を見上げるなんてことは、めったにありません。その視界が新鮮に思えます。やがて一緒にきた人たちのことも忘れ、森の静かな息づかいが聞こえてくるようです。横になって15分ほどでしたが、森と一体になれた15分でした。

【土蛍がいた】
帰り道、先導してくれたマユミィが土蛍を発見。手にとって見せてくれました。私は土蛍なるものを初めて知りました。土蛍は蛍の一種ですが、幼虫の時にしか光らない種類だそうです。私たちが見せてもらった時は残念ながら光りませんでしたが。ネットにあった土蛍の写真。こんな形だったのか。見せてもらった時は、小指の爪ほどの大きさでよくわかりませんでした。
山のふるさと村 親子で楽しむはじめてキャンプ - 5

【たき火】
キャンプサイトに戻ると、ハルさんがたき火の用意をしてくれていました。奥多摩の夜は冷え込みます。たき火の明かりと暖かさがちょうどいい具合。皆んなで輪になって暖をとりました。
山のふるさと村 親子で楽しむはじめてキャンプ - 5

オヤツにマシュマロが出ました。マシュマロをたき火の火で焼いて食べると、とろりと溶けて美味しいそうです。私も焼きマシュマロを食べてみましたが、表面はやけて皮になり中はクリームみたいで乙な味でした。ソラ君のマシュマロは焼きすぎて燃えています。早く消さないと・・。face15
山のふるさと村 親子で楽しむはじめてキャンプ - 5

【就寝】
たき火を前に、ソラ君は友だちと遊んでいます。9時になる頃には、私は疲れがドッと出て眠くなり、先にテントに戻ることにしました。
テントの中は寒かった! 持ってきた防寒用の厚手ジャケットを寝袋の上ににかけましたが、それでも寒い。後で聞くと、テントの中は最初は寒く、時間がたつと人いきれで暖かくなるそうです。(実際、深夜には寒くなくなりました!) ソラ君が戻って来たのは10時を過ぎていました。たき火もお開きになったようです。寝袋にくるまったソラ君。
山のふるさと村 親子で楽しむはじめてキャンプ - 5

ふざけて頭までスッポリ。芋虫状態のソラ君。
山のふるさと村 親子で楽しむはじめてキャンプ - 5

こうして、キャンプ初日は無事終了。いろんなことを体験した一日でした。

【テント生活は・・】
私もソラ君もテントも寝袋で寝るのも初体験。残念ながら寝心地はよくありませんでした。face03
寝袋は中が狭く、寝相の悪い私は寝返りもうてず、体が痛くなって何度も目をさましました。ふだん柔らかい布団の上で寝ているので、スノコに簡易マットは固い床の上に寝ているような気がしました。後で聞いてみると、エアマットという便利なものがあるそうです。な~んだ。
それにしても夜は寒かった。私は参加者の中でも最年長。寄る年波には勝てずトイレが近くなっています。深夜の2時過ぎに我慢できずに、懐中電灯をもってトイレに行きました。これがまた遠い。100m以上もある。途中、急な坂もあるし。ということで、キャンプは楽しいけれど、テント生活はけっこうシンドイということを実感しました。icon33
ソラ君は寝袋に入るなり、バタンキューで朝まで熟睡。一晩中いびきをかいて寝ていました。彼の場合は、走り回ってばかりいたしね~。

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    Posted by コーヒーもう一杯  at 23:05 │Comments(0)山のふるさと村

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